鳥取観光仁風閣(じんぷうかく)


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仁風閣

 

 

 

仁風閣画像
鳥取県鳥取市東町2丁目121には、仁風閣(じんぷうかく)という、フレンチルネッサンス
様式の西洋館があります。

 

この仁風閣は中国地方でも屈指の明治建築として有名で、1973年6月2日に国の重要文化財にも指定された、絶好の観光スポットです。
1907年に当時の皇太子嘉仁親王の山陰行啓の際の宿泊施設として、鳥取城跡・扇御殿跡に建てられました。
2階のガラス張りバルコニーから池泉回遊式日本庭園の宝隆院庭園を見ることができます。
正面右にある尖塔は、館内の螺旋階段用角尖塔です。

 

外観はまさに絵に描いたような洋館です。
フランスのルネッサンス様式をモチーフにした、白亜の木造瓦葺2階建ての建物で、正面はセグメンタルぺディメントの棟飾りをメインモチーフにしたつくりで、
建物の随所に巻軸模様を配しています。

 


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瓦屋根は、ルネッサンス様式によくあるクラウン型の棟飾りに6つの煙突があり、換気窓が円形で変化を与えており、ゴシック風の八角尖塔が、建物に安定感を与えています。
背面に1・2階もベランダがあり軽快優美で、2階のベランダからの宝隆院庭園の眺めも抜群で、心が安らげる空間になっています。

 

室内の構造や装飾にもこだわりがあり、すぐれた技術の粋が感じられます。マントルピースやカーテンボックスに和洋折衷な技術があり、職人の素晴らしい配慮が見られます。
このなかでも特に、仁風閣の奥にある螺旋階段の構造と職人技は圧巻です。階段に支柱が無く、ケヤキを彫った厚板で支えていて、
高さ4mの螺旋階段の曲線美がまさに芸術品を連想させます。

 

また、建物だけでなく、久松山の自然林をうまく生かしている名園の池泉回遊式庭園の宝隆院庭園も見所です。

 

このような素晴らしい洋館であるために、映画のロケ地にもなりました。
映画の「るろうに剣心」や「舞姫 Die Tanzerin」のロケ地になっています。

 

2012年8月に公開された人気漫画「るろうに剣心」を実写化した映画のロケ地として、若い世代から注目を浴びたスポットでもあります。
仁風閣では、映画の重要な舞台・観柳邸のロケが行われ、印象深い2階の張り出し窓は、映画のシーンそのものです。クライマックスシーンは、この庭園で撮影が行われました。
映画の中では、芝生が枯れ、荒れ果てた風景と映っていますが、実際の庭園は四季折々の草花が咲き誇る、美しい庭園です。
映画のイメージとは全く違った姿に、かえって時代を感じることが出来、映画ファンにとっては、大変思い入れのある地となっているのでしょう。

 

「るろうに剣心」は、明治時代が舞台の作品だから、優れた明治建築であるこの洋館が最適だったんですね。
仁風閣を訪れる際には、大勢で賑やかに観光するもよし、一人旅の観光ルートに織り込み、静かに歴史に思いをはせるのもよいでしょう。

 

観覧料は小・中・高校生は無料で、一般は150円となっています。

 

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